Vimoda et plusでは、地球環境に配慮したサスティナブルな考え方を大切にし、革製品の製造においても積極的に資源を最大限に活用しています。この取り組みは、私たちがどのように環境への負荷を減らし、よりお求めやすい価格で高品質な製品を提供できるかを反映しています。具体的な方針は以下の通りです。
1. 食肉生産過程で生じる余剰革の活用
私たちは、食肉生産に伴って余る革を積極的に活用しています。これにより、廃棄されるはずだった資源を有効活用し、廃棄焼却によるCO2排出の削減に貢献しています。このアプローチは、革を製品に変えることによって、無駄なく資源を循環させる取り組みです。
2. 天然皮革の「個性」を尊重
ヨーロッパでは、天然皮革の「不均一性」を大切にする文化があります。革には、色ムラや成長痕、小傷、けば立ちなど、いわゆる「個体差」が存在しますが、Vimoda et plusではこれらの特徴をそのまま活かし、「個性」として尊重しています。この「不均一性」は、革の魅力を引き立て、唯一無二の製品を生み出す要素となります。
3. 高い技術を駆使して製品化
革の「不均一性」を活かすためには、職人技術が求められます。Vimoda et plusでは、イタリアの高い技術を駆使して、こうした革を美しく製品化しています。これにより、資源を無駄にすることなく、長く使える高品質な製品を提供しています。
4. リユース・リサイクルを推進
リユースやリサイクルの推進は、持続可能な社会の実現に欠かせません。Vimoda et plusは、資源を無駄にしないことがSDGs（持続可能な開発目標）の達成に貢献する重要な要素であると考えています。これにより、環境への配慮をしながら、私たちが提供する製品があなたの日常に役立つことを目指しています。
5. 革製品は古来からのリサイクルの象徴
革製品は、古くから続くリサイクルの一形態として、環境への配慮を反映したアイテムです。革製品の素材となる動物の皮は、牛や豚など、食肉として広く流通している動物から取られますが、これらの動物が皮を取るために殺されることはありません。皮革製品に使用される革の多くは、食肉加工過程で発生する副産物として利用されています。
一部の革は、病死や寿命で亡くなった動物からも取得されることがありますが、いずれの場合も、皮を無駄にすることなく活用するという観点から、非常にエコな選択肢であると言えます。食肉業界における副産物として、皮は廃棄されることなく、他の資源と同様に最大限に活用されるのです。このような循環型のリサイクルシステムを通じて、動物を余すことなく利用することができ、無駄を減らすことができます。
また、皮革として使用されることで、他の素材では得られない独自の質感や耐久性を持つ製品が生まれます。これは、天然素材である革ならではの特徴であり、時間と共に風合いが増し、使うほどに愛着が湧くアイテムとして長く使い続けることができる点も魅力です。Vimoda et plusでは、革の持つこのような環境への配慮と、長年にわたって使用可能な耐久性を活かして、持続可能な製品作りを目指しています。
革製品を選ぶことは、環境への意識を高めるだけでなく、動物資源の無駄を減らし、持続可能な循環をサポートする一つの方法と言えるでしょう。
6. 日本の検品基準と「不均一性」の理解
日本では革製品の品質に対する検品基準が非常に厳しく、革の「不均一性」を個性として受け入れることが難しい場合があります。しかし、Vimoda et plusでは、環境への配慮と限りある資源を大切にしながら、日常的に使いやすいモードなレザーバッグを提供することを使命としています。これは、私たちの提携先のブランドや工場が取り組むべきサスティナブルなアプローチでもあります。
最後に
Vimoda et plusは、環境に配慮した革製品を提供することで、持続可能な未来への貢献を目指しています。お客様には、私たちの取り組みにご理解いただき、共にサスティナブルな選択をしていただけることを感謝申し上げます。今後も、環境に優しく、スタイリッシュで長く愛される製品をお届けできるよう努力してまいります。
