Vimodaはイタリア産のレザー(天然皮革) を使用したレディースバッグブランドです。
日本の革・日本人の好みとは違い、ヨーロッパでは天然の革であるという前提を活かした製造がされています。
レザーなのでどれも生きているときについた、傷や成長痕などがあります。それこそが天然の証として、イタリアをはじめヨーロッパでは、とてもポジティブに捉えられています。そして、バッグを使っているうちに多少傷はつくから、元々レザーが持っている小傷などは問題ないというおおらかさもあると思います。
イタリアでは上質な革を生み出すイタリアレザーならではの伝統的な製法があり、革が生前についたキズやシワがあっても質の高い素材を優先して使用しています。
少しの傷などを理由にレザーを捨てないというのは、とても共感できる考え方でもあります。
ハイブランドのバッグなどは少しの傷などを理由にその部分を使わないので、結果として多くの革を必要としていしまうことが高価格になる一つの要因でもあります。
Vimodaはイタリアレザーを使い、メイドインイタリーでありながら1万円台がメインという驚きのコストパフォーマンス。
レザーは合皮(合成革皮) とは異なり、色や質感、厚みなどにも個体差が出てくることがあります。そういった不均一さがレザーの雰囲気や風合いを出してくれている要因でもあるので、イタリアレザーの考えや特性を理解してバッグを楽しんで持っていただけたらと願っています。
とは言えども、日本では均一性の高いレザーが好まれ、たとえ小さな傷でも不良品を考える方もいらしゃるのが現状です。
なのでVimodaではなるべく傷やムラが少ないレザーバッグをお届けしたいと考えています。その為、下記のような検品をしています。
Vimodaがあるパリのオフィスで日本に出荷する商品だけ再検品
↓傷やムラが少ないものを選定
日本に到着後、再度検品
↓
お客様にお届け時に、再検品
このように何度もレザーや縫製を検品しています。それでもレザーのムラやほんのちょっとした傷はあるものがあります。合皮でない限り、全く均一というわけにはいかず、それがイタリアレザーの個性、風合い。
イタリアレザーのバッグ、愛着を持って見ていただけたら嬉しいです。
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